岩手県と市町村のトップが一堂に会し県内の課題について協議するトップミーティングが7月23日に盛岡市で開かれました。
約5年ぶりに対面での開催となった県と市町村のトップミーティング。
2024年の主なテーマは「人口減少問題」で、はじめに県の担当者から人口減少が拡大傾向にある県内の状況と県の人口減少対策の取り組みなどが報告されました。
このあと県内の市町村長などから課題の指摘や要望などが出され活発な議論が交わされました。
軽米町 山本賢一町長
「給食費の無料化をなんとか県で検討していただけないか」
滝沢市 武田哲市長
「一番かかるのは教育費。未来への投資としてどこに視点を置くか、そこの部分を一緒になって考えることができれば良いなと思う」
要望に対し県の担当者は財政的に厳しい面もあり国に働きかけていくと応えました。
最後に達増知事が「地方は悪いという無意識の偏見を取り払って各市町村の魅力が実を結ぶようにしたい」とまとめました。
参加した各自治体のトップは課題を共有し今後の取り組みの参考にしていました。
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