岸田文雄首相は25日、渋谷駅直結の大型複合施設「渋谷サクラステージ」の開業式典に出席した。首相は「『新しい資本主義』の重要な担い手はスタートアップだ。スタートアップ支援の拠点となって、新しいイノベーションを起こす役割を期待したい」と述べた。
同施設は米マサチューセッツ工科大と連携しスタートアップを支援するプログラムに取り組む。渋谷駅周辺は1990年代にIT(情報技術)分野のベンチャー企業が多く集積し、米国のシリコンバレーにならい「ビットバレー」と呼ばれた。
首相は「日本国内でも最大級のスタートアップコミュニティーが渋谷に形成されている。令和のビットバレーといわれる活況が再来しつつある」と強調した。
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