防衛省は、海上の艦艇に向けて地上から発射する「地対艦ミサイル」の射撃訓練場を、小笠原諸島の南鳥島に整備する方向で調整を進めています。

陸上自衛隊は、日本で最も東に位置する太平洋の島、南鳥島に「12式地対艦ミサイル」の射撃訓練場の整備を計画していると明らかにしました。

射程100kmを超えるミサイルの射撃場は、国内で初めてとなります。

2026年度以降の運用開始を目指していて、南鳥島がある東京都や小笠原村にはすでに計画について説明しています。

森下陸上幕僚長は「引き続き丁寧に説明し、不安や懸念の払拭(ふっしょく)に努めたい」と述べました。

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