いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、NUMOの新しい理事長が玄海町を訪れ町民向けの説明会や反対の意向を示している山口知事への説明に意欲を示しました。
玄海町の脇山町長を訪問したのはNUMO=原子力発電環境整備機構の新しい理事長に就任した山口彰さんなど3人です。
高レベル放射性廃棄物いわゆる核のゴミの最終処分場の選定をめぐっては、6月10日、第1段階にあたる文献調査が玄海町を対象に始まっています。
山口理事長は文献調査の受け入れに伴い”町民の理解”のため説明会を開くことを脇山町長と確認したということです。
一方、第2段階の概要調査に進むには県の同意が必要ですが、山口知事は最終処分場の建設に反対の考えを示しています。
これに対し山口理事長は理解を深めるため「知事にも説明したい」という意向を示しました。
【NUMO 山口彰理事長】
「これから文献調査を進めていくわけですがその過程で山口知事にもわれわれの取り組み、文献調査の意味合いのご説明は誠心誠意させていただこうと思っている」
NUMOは今後、地層処分などに関する町民の疑問に応えるため、「交流事務所」を開設する方針です。
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