総裁選挙への対応が注目される自民党の茂木幹事長は、東南アジア4カ国を訪問するため7月28日、羽田空港を出発します。
同行するフジテレビ政治部・阿部桃子記者の報告です。
今回の外遊で茂木氏は、各国の要人と相次いで会談する予定で、外交で「ポスト岸田」としての存在感を高める狙いがあります。
茂木氏は28日から1週間、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピンを訪問し、外相時代のカウンターパートも含め、要人と会談します。
また、ライドシェアなど日本より進んだ分野のスタートアップ企業関係者とも意見交換する予定で、9月の総裁選も見据え、日本の将来像を発信したい考えです。
栃木・足利市で27日、茂木氏は「東南アジアですから来週は外交ですね、各国の要人、4カ国の要人との会談、それから現地視察、楽しみにしてます」と述べました。
ただ、首相を支える幹事長でありながら発信の機会を増やす茂木氏に、岸田首相周辺は警戒感を強めています。
茂木氏が、岸田首相の出馬に関わらず総裁選に挑むのかどうか、外遊中の発言に注目が集まっています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。