閣議に臨む岸田文雄首相(中央)ら=19日午前、首相官邸(春名中撮影)

政府は19日の閣議で、南スーダン国連平和維持活動(PKO)を統括する「国連南スーダン派遣団(UNMISS)」司令部に自衛官2人を追加派遣することを決定した。同司令部への派遣自衛官は計6人となる。派遣期間を1カ月延長し、6月30日までとすることも決めた。

新たに派遣する2人のうち1人の階級は1等陸佐で、これまで派遣した自衛官の中で最高位となる。同司令部では人事・評価・訓練を担当する副参謀長を担う。木原稔防衛相は記者会見で「自衛隊の国際人材の育成などの観点からも非常に意義深い」と述べた。

日本は平成23年からUNMISSに司令部要員を派遣している。

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