沖縄県の在日アメリカ兵が、少女に性的暴行を加えた事件をめぐって、これまでの外務省による説明に対し、30日、参議院の閉会中審査で、身内の自民党から苦言が呈された。
自民党の佐藤正久参院議員は、沖縄での米兵による少女暴行事件について「外務省は米軍担当でもない政務官が理事懇談会にやってきて、説明するも、理事懇直前に役人から説明を受けたと説明し、的を得ない」「何やっているんですかというような思いであります」とこれまでの外務省の対応に問題があったと指摘した。
佐藤氏は委員会審議の前に開かれた、理事懇談会での外務省の説明について、「まともな答弁がない、歯切れが悪い」と批判した上で、その説明が、米軍担当ではない政務官が行ったことについても「外務省の危機感が伝わってこない」と述べた。
また佐藤氏は「外務省は、不祥事になると、国会や外交防衛委員会を軽視している」と苦言を呈した。
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