自動運転をめぐっては、ルートや速度などの特定の条件つきでドライバーが不要となる「レベル4」の運用が去年4月から解禁されていますが、車両による送迎などの公共交通サービスでの導入は一部にとどまっています。

岸田総理大臣は、31日、視察先の三重県で記者団に対し「レベル4」の自動運転による公共交通サービスについて「全国各地の取り組みを順次レベルアップしていく」と述べ、今年度中に全国のおよそ10か所程度に広げていく方針を明らかにしました。

また、自動運転サービスへの企業の参入を促すため、今は11か月程度かかっている審査手続きを、2か月ほど短くできるよう見直しを進める意向も明らかにしました。

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