19日の参院本会議で、岸田文雄首相が9月の自身の自民党総裁任期までの憲法改正実現を目指す姿勢を「やるやる詐欺」と指摘される場面があった。
日本維新の会の松沢成文氏は「国民への公約だ。9月までに国民投票を行うには、今国会の会期末までに国会発議に持ち込めなければ時間切れとなる。そうなれば、『やるやる詐欺』の公約違反そのものだ。どのように作業を進めていくのか」と質問した。
首相は「憲法改正は先送りできない重要な課題であり、総裁任期中に実現したいという思いはいささかも変わりはない」と述べた。その上で「時間的制約がある中でも一歩でも議論を前に進めるべく、御党を含む党派を超えた議論を加速させるべく、最大限努力していく」と強調した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。