ベトナムの首都ハノイでチャン・タイン・マン国会議長(右)と握手する自民党の渡海政調会長(1日)=共同

【ハノイ=共同】自民党の渡海紀三朗政調会長は2日、9月の総裁選を巡って「従来の派閥の数合わせみたいな総裁選をやったら自由民主党は終わる」と述べた。派閥裏金事件で広がる国民の政治不信に危機感を示した。訪問先のベトナムの首都ハノイで記者団に語った。

渡海氏は党が「お金の問題でつまずいた」と指摘し、総裁選でこれまでと同じように多額の費用を候補者がかけることは慎むべきだと訴えた。

裏金事件を受けて党青年局が提言した総裁選の選挙期間拡大に賛意を示し、候補者が全国で政策論争を展開できるような機会を設けるべきだとした。

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