自民党の憲法改正実現本部のもとに設けられた作業チームは、衆参両院の議員が参加し、大規模災害などの緊急事態の際に国会の機能を維持するための考え方をまとめました。

この中では、参議院の緊急集会の権限は、原則として国会の権能のすべてに及ぶとしています。

また、「国難」とも言うべき武力攻撃などの場合に、国会議員の任期延長を認めるとしていますが、具体的な要件についてはさらに検討していくとしています。

このほか「自衛隊の明記」や「緊急事態への対応」などの4つの項目を挙げ、早急に取り組むべきテーマだとしています。

自民党は、7日、岸田総理大臣も出席して実現本部の会合を開き、今回の考え方を踏まえて、条文化に向けた検討を加速することにしています。

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