自転車の利用を促そうと、宮崎市は、8月1日から自転車やヘルメットを購入した人に最大半額を補助する取り組みを始めました。

(早瀬純哉記者)
「こちらの自転車販売店では、今月になって売れた自転車がずらりと並んでいます。店内も午前中から大勢のお客さんが訪れています」

宮崎市が8月1日から始めた「サイクルシティ宮崎キャンペーン」。通勤・通学時間帯の交通渋滞の緩和や環境への負荷を減らそうと、宮崎市民と市内の学校に通学している人が自転車とヘルメットを購入した場合、最大で半額分の費用を商品券で還元する取り組みです。

(自転車を買いに来た人)
「宮崎市の補助を聞いたので行ってみようと思った。助かります。こういうのがあると。」
「娘がちょうど来年中学生なので、いいタイミングだと思ってきた。あまり聞いたことがないので、最初びっくりした。」

(サイクルベースあさひ宮崎神宮店 淺田隼也人店長)
「まだ始まって1週間たっていないが、前年の同じ時期に比べ約4倍くらい自転車の販売があった。反響の大きさを感じている」

2020年の国勢調査によりますと、宮崎市で通勤・通学時間帯に自転車を利用している人は全体のおよそ11%で、宮崎市はキャンペーンを通して自転車の利用促進につなげたいとしています。

8月以降に購入した商品のレシートや領収書を持っていれば、今月26日から来年1月31日まで専用のホームページで申請できるということです。

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