総務省の家計調査によりますと、電気代が前の年の同じ月と比べて9.1%減少するなど光熱費が減少しました。
政府による補助金の縮小で価格が上昇したことにより、電気やガスの使用を節約した可能性があるということです。
また、携帯電話の通信料は安い料金プランへの切り替えが進んだことなどにより、12.4%減少しました。
一方、6月は例年と比べて気温が高く、エアコンや冷蔵庫など家庭用耐久財への支出が62.8%と大幅に増加しました。
アイスクリームやシャーベットなどの支出も12.0%増えています。
働く世帯の実収入が前の年の同じ月と比べて3.1%増加するなかで消費支出が2カ月連続のマイナスとなったことについて総務省は、「タイムラグと、物価高による影響で節約して貯蓄に回した可能性がある」と分析しています。
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