輪島市の坂口茂市長は「高齢者のみの世帯などを対象とした緊急通報システムを応急仮設住宅に設置することにより孤独死防止と緊急時の速やかな対応につなげてまいりたいと考えております」と、6日開かれた臨時議会で述べ、仮設住宅にいる高齢者を24時間見守るシステムの導入方針を説明しました。

対象は1700世帯で、6000万円の事業費を今日提出した補正予算案に盛り込みました。

このシステムはセンサーが一定時間住民の動きを感知しなければ自動でコールセンターに通報し必要な支援につなげます。

市内では今年5月、仮設住宅で70代の女性が孤独死していて巡回による体調確認に加えさらなる見守り強化を図ります。

補正予算案は即日可決され、市は早ければ今月下旬に設置を始める方針です。

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