近海物の新鮮なネタを売りにした「すしの都」を標榜する福岡県北九州市で7日、魅力アップへ向けた連携を強化するための協議会が設立されました。

関門海峡や響灘など豊かな海に囲まれ、とれる魚の種類も多い北九州市は、全国にファンを持つ名店も多いすしどころで、「すしの都 北九州」として魅力アップを目指しています。

7日に設立された協議会は、すし店の代表をはじめ行政や商工・観光関係者などで構成され、名誉顧問には小倉北区の老舗「天寿し」の店主、天野功一さんが就任しました。

市内ではすでに夜の小倉城ですしを楽しむイベントなどが人気を博していて、協議会は今後、関東関西のメディアを招いた取材ツアーや、国内海外それぞれの観光客向けのセットメニューの開発などを通して「すしの都 北九州」をアピールします。

◆協議会の名誉顧問 「天寿し」天野功一 店主
「すしってシャリとネタでみなさんに、インバウンド(訪日客)の方にも分かりやすい食材ではないかと思っています」

◆協議会の名誉会長 武内和久 市長
「北九州市イコールすしというイメージを確立して、日本国内だけでなく世界にしっかり届けていく」

協議会は、北九州ならではのすしの魅力で海外を含めた観光客誘致を進め、稼げる街・北九州の実現につなげたいとしています。

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