公設秘書の給与をだまし取った疑いがあるとして、7月30日、東京地検特捜部の強制捜査を受けた岩手選挙区選出の広瀬めぐみ参議院議員について、達増知事は8月8日の会見で、「事実なら議員辞職すべき」と述べました。
広瀬めぐみ議員は公設秘書として届け出ていた女性に勤務実態がないのに、国から支給された数百万円の給与をだまし取った疑いがあるとして、7月30日、東京地検特捜部の強制捜査を受けました。
この強制捜査の後、広瀬議員は自民党を離党しましたが、公の場での説明はしていません。
8日の会見で今回の事件について問われた達増知事は、事実であれば議員辞職すべきであり、自民党による説明も必要との見解を示しました。
達増知事
「詐欺をしてしまったということであれば反省し謝罪し議員辞職するのが当然。自民党とともに歩んで来ているので自民党としても一緒に説明することが適当」
この事件を巡っては、自民党岩手県連の藤原崇会長が8月5日、「事実であれば本人にけじめをつけてほしいし、擁立した県連にも責任がある」とのコメントを出しています。
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