岸田首相は12日、官邸で記者団に対し、「台風5号の影響により東北地方に記録的な大雨が予想される」とした上で、「緊張感を持って災害対応に万全を期していきたい」と述べた。
これに先立ち岸田首相は、松村防災担当相らを官邸に呼び、現時点での被害状況や危機管理態勢などについて報告を受けた。
これに対し、岸田首相は、東北地方の太平洋岸に台風が上陸した例は、今回で3例目と少ないことや、東北地方の日本海側に先日大雨が降って地盤が緩んでいることも考えられることを指摘し、緊張感を持って災害対応に当たるよう指示した。
そして、岸田首相は、「国民への情報提供、避難支援、被害が発生した場合には、政府一丸となって災害応急対応に当たることも確認した」と強調した。
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