国家公務員の一般職の採用試験は、いわゆるキャリア官僚の総合職と分けて平成24年度から行われていて、今年度の申し込み者数は2万4240人と最も少なくなりました。

今年度の一般職の合格者数は7557人で、このうち女性が3250人、割合は43%とこれまでで最も高くなりました。

一方で、倍率は過去最低だった昨年度と同じ3.2倍で、デジタルや機械などの技術職では1542人の定員に対し、合格者が1482人と初めて定員割れになるなど、公務員のなり手不足が続いています。

人事院は「技術職は民間企業との人材確保競争が影響した。柔軟な働き方の実現や待遇の改善など、民間企業に匹敵する勤務環境を実現し、国家公務員の人材確保に努めていきたい」としています。

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