岸田文雄首相は13日、パリ五輪日本代表のメダリストと首相官邸で面会した。柔道男子66キロ級で連覇を果たした阿部一二三選手ら66人が参加。首相は「寝不足の悩みを吹き飛ばすくらい元気と勇気を全国民に与えてくれた」と健闘をたたえ、一人ひとりと握手を交わした。

首相は卓球女子団体で銀メダルの早田ひな選手に今後の抱負などを質問。早田選手は「4年後に心技体の全てをそろえ、リベンジしたい」と決意を口にした。

面会後、阿部選手は記者団に「東京五輪よりも大きい反響があり、多くの人に応援されていると実感した」と振り返り、レスリング女子53キロ級で金メダルを獲得した藤波朱理選手は「帰国したばかりだが、メッセージを想像以上にもらった。やっぱり五輪はすごい」と語った。

パリ五輪柔道男子66キロ級で連覇を達成した阿部一二三選手(左)から記念品を贈られ、笑顔を見せる岸田文雄首相=13日午後、首相官邸

パリ五輪卓球女子の早田ひな選手(左から2人目)、張本美和選手(左端)らと握手する岸田文雄首相=13日午後、首相官邸

岸田文雄首相への表敬を終え、質問に答える柔道男子の阿部一二三選手(右)とレスリング女子の藤波朱理選手=13日午後、首相官邸

パリ五輪日本代表選手団の表敬を受け、あいさつする岸田文雄首相(中央)=13日午後、首相官邸

パリ五輪男子体操の岡慎之助選手(左から3人目)、橋本大輝選手(同2人目)らと言葉を交わす岸田文雄首相=13日午後、首相官邸

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