岸田総理が自民党総裁選に立候補しないことを表明したことに地元広島では驚きの声が上がっています。

自民党派閥パーティーをめぐる政治とカネの問題にけじめをつけるとして、来月の自民党総裁選に立候補しないことを表明した岸田総理。
県選出の国会議員からは驚きの声が聞かれました。

【自民党広島県連・平口洋会長】
「正直言ってびっくりしましたね。(政治とカネの問題で)国民の信頼を失っているような感じがしますから、悪いところはきちんと直すということが必要だろうと思いますね」

【広島5区選出・寺田稔元総務相】
「総理自身がそうした重い決断を下すことによって自民党は変わるんだと、変われるんだとまず自ら示す決断でありますから、重く受け止めたいと思います」

また、斉藤鉄夫国土交通大臣は「大変びっくりしました。残された期間、能登半島地震の復旧など山積する課題に力を尽くしていきたいと思います」とコメントしています。

また、地元の政界からも…

【自民党広島県連・中本隆志会長代理】
「(岸田首相を)全面的に支えていきたい、そんな決意を新たにしていた矢先でありましたので本当に残念でなりません」

一方、街の反応は様々です。

【街の人は】
「もうちょっとやっていく方だと思っていたので意外ではあります」
「(次の自民党総裁)誰がなっても今のところ同じかなという感想」

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