兵庫県知事がパワハラなどの疑惑を告発された問題で、不在となっていた理事や病欠していた総務部長の後任を知事が決めたことがわかりました。

ことし3月、兵庫県の元西播磨県民局長(60)が斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発する文書を配布しました。

県の内部調査の結果、告発文を「事実無根」と判断し、元局長を懲戒処分しましたが、その後、一部の疑惑が事実だったことが判明しました。

元局長はことし7月に死亡しているのが見つかり、自殺とみられています。

■側近の副知事が辞職 ナンバー4も降格 さらに総務部長を『更迭』へ

これまでに内部調査に関わった副知事が辞職し、県のナンバー4にあたる理事が降格、調査を行った人事課を所管する総務部長が体調不良で休むなど、県の要職が不在となっていました。

関係者への取材で、齋藤知事が理事と総務部長などの後任を決めたことが新たにわかりました16日午後にも正式発表する方針だということです。

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