9月に予定される自民党総裁選に出馬する意向を固めている小林鷹之前経済安全保障担当相(49)=衆院千葉2区=は18日、地元・千葉県八千代市で、趣味のランニング姿を報道陣に公開した。課題である知名度不足の克服に向け、「若さ」をアピールする狙いとみられる。
財務省出身の小林氏は、東大在学中はボート部に所属し、主将を務めたスポーツマンの一面を持つ。この日午前、報道陣と共に約5キロを約40分かけて走って汗を流した。
週末には、地元活動の前にランニングをしてリフレッシュしているといい、記者団に「日々いろんなことをせわしなく考えているので、頭を空っぽにする時間は大切にするようにしている」と語った。
19日には各候補の先陣を切って出馬表明の記者会見をする予定。総裁選の投開票日は9月27日が有力で、総裁選を巡る戦いは「長距離走」となる見通しだ。記者団に「準備運動は万全か」と問われると「万全です」と回答。出馬表明を巡り「進むも引くも自分が決める。そう遠くない時期に決めたい」と語った。
記者団との雑談では、かつて「東京ラブストーリー」などのテレビドラマをよく見ていたとし「僕の青春です」と述べた。【野間口陽】
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