普天間基地の名護市辺野古への移設計画を巡り、沖縄防衛局は8月20日にも大浦湾側の護岸工事に着手する見通しです。

沖縄防衛局は2024年7月から大浦湾側の地盤改良工事に向けたくい打ち試験を行っていて、当初は8月1日から護岸工事に着手すると県に通告していました。しかし、台風の接近などで作業が遅れ着工日を延期していましたが、関係者によりますとくい打ち試験の終了に伴い、8月20日にも着工する見通しです。一方、県は留意事項に基づく事前協議が整っていないとして、工事を中止するよう求める質問状を先週、沖縄防衛局に送りました。

▽玉城知事:
「まだ質問を投げている所ですので、そのような回答を待って検討していきたいと思います」

県によりますと19日現在、防衛局からの回答は無いということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。