自民党の総裁選挙は、小泉進次郎元環境相が立候補する意向を固め、動きが活発化しています。
小泉進次郎元環境相:
(Q. 出馬意向の報道が出ているが?)周辺の報道ですから、ひとつひとつお答えすることは控えさせていただきます。(Q. 期待の声があるが?)ありがたくいただきます。
立候補の意向を固めた小泉氏は、記者団に対し、明言を避けました。
党内では、「進次郎氏なら選挙に勝てる」などと期待する声が上がっています。
また、石破元幹事長の事務所は21日、石破氏が24日午前、地元の鳥取・八頭町で、総裁選立候補の記者会見を行うと発表しました。
総裁選で打ち出す公約などは、来週、東京都内で記者会見して発表する見通しです。
立候補を表明している小林前経済安保担当相は、首相官邸で、岸田首相に報告しました。
小林前経済安保相:
総裁選への出馬を表明しましたので、その報告をさせていただきました。(岸田首相からは)頑張れと。
一方、立憲民主党の代表選挙では、枝野前代表が立候補会見を行い、「人間中心の経済」の実現を掲げました。
立憲民主党・枝野前代表:
「人間中心の経済」を実現し、1人ひとりに寄り添うまっとうな政治への転換を成し遂げる、その先頭に立ちたい。
立候補の待望論が出ている野田元首相は、訪問先の台湾で講演し、頼清徳総統と会談しました。
また、馬淵元国交相は党所属議員から出馬要請に「熟慮したい」と意欲を示しました。
現職の泉代表も、再選に向けて意欲を示しています。
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