兵庫県の斎藤知事の告発文の真偽を調査するアンケートで、複数の職員が「カニを持って帰る」など、物品をねだったとする証言を記載したことが分かりました。

兵庫県の元西播磨県民局長(60)が、斎藤知事を告発した問題で、真偽を調査する百条委員会は、職員にアンケートを実施し、中間報告をまとめました。

その中で「知事の贈答品の受けとり」について、20.7%の職員が、知っている、聞いた、などと回答しました。

記述欄には、革製品の生産者と面会した際に、40万円相当の革ジャンを試着し、『これはいい。もらえないか』とねだったことや、「日本海側の視察の度にカニを持って帰る。それを目当てに来るので、来ないでほしいと関係者が言っている」などと書かれていました。

アンケートの一部は、23日公表される予定です。

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