中東情勢をめぐっては、ガザ地区の停戦に向けた協議が、22日にも仲介国エジプトで行われると伝えられていますが、イスラエルとイスラム組織ハマスが歩み寄る兆しはなく、進展は見通せない状況です。

こうした中、上川外務大臣は、22日午後4時前、レバノンのブハビーブ外相と電話で会談しました。

この中で、上川大臣は「中東情勢を重大な関心と懸念をもって注視している。攻撃の応酬を回避し、事態を沈静化させることが重要だ」と述べ、日本として関係者に働きかけを行っていることを説明しました。

これに対し、ブハビーブ外相は「情勢は極めて緊迫している。日本の協力を重視している」と述べ、両外相は事態のエスカレートを防ぐため、連携して取り組んでいくことを確認しました。

また、上川大臣が現地にいる日本人の安全確保に協力を求めたのに対し、ブハビーブ外相は「協力を惜しまない」と応じました。

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