いち早く出馬表明した小林鷹之候補。党の「改革」をテーマに打ち出す原点は学生時代にあったようです。
■“コバホーク”の素顔 原点は中学時代に?
机に置かれたカレー弁当とサラダ。 総裁選の出馬表明一番乗りを果たした、小林鷹之前経済安全保障担当大臣の22日のランチです。 自民党・小林鷹之衆院議員「時間が最近あまりないので」
昼ごはんを食べながら話し始めたのは、男子校だった中学時代、生徒会長選挙に出た時の話でした。
自民党・小林鷹之 衆院議員「(生徒も)先生もみんな男子で、女性が1人もいなかったんですよ。公約のひとつに『女性教師の導入』と、それを時代に先駆けて、それを入れようとしたら、当時、先生から事前のチェックが入って『これは落とせ』と言われて」
結局、女性教師の導入は公約から外したと言う小林議員。
自民党・小林鷹之 衆院議員「先生に言われたから取り下げた自分が悔しかったですね。いま振り返ると」 小林議員は“シン・ニッポン創造計画”など、4つの政策に力を入れて総裁選を戦います。 小林陣営
「今回は、やっぱり脱派閥の総裁選になる。派閥に依存しない小林さんと進次郎さんはアッという間に支持を広げて推薦人を確保した。一方で、派閥脳でしか考えられない人は、みんな推薦人確保に苦労している」 候補者乱立模様の今回の総裁選挙。 立候補するには党所属の国会議員、20人の推薦を集める必要があります。
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■いったい何人が出馬?水面下の調整 続々と■いったい何人が出馬?水面下の調整 続々と
高市経済安保大臣と林官房長官現在、石破元幹事長が24日、河野デジタル大臣が週明けの26日に出馬表明する見通しとなっているほか、新たに高市早苗経済安全保障担当大臣と、林芳正官房長官が来週、出馬表明する方向で調整に入っていることがわかりました。
総裁選で「刷新感」を打ち出したい自民党。生まれ変わった姿をみせられるかがポイントです。
自民党ベテラン議員「女性総理を誕生させて一新するというのが一番わかりやすい変化だ」
前回の総裁選にも出馬した高市大臣。実は当時推薦人の1人に名を連ねたのが、小林議員でした。
自民党・小林鷹之 衆院議員「高市大臣は日ごろから大変お世話になっていますし、政策の方向性はけっこう似通っているところはあると思います」
20人の推薦人は確保したとみられる高市大臣ですが、小林議員と支持層が重なっていて、票を取り合う形となることが懸念されているほか、前回、支持を表明した安倍元総理が今回はいません。
自民党 若手議員「やっぱり女性が出るのはいいこと。特に決選投票に女性が残ればすごく盛り上がると思う」 同じく女性初を目指し出馬に意欲をみせている上川外務大臣は、22日午後、岸田総理に出馬の意向を伝えました。 上川 外務大臣
「新しい挑戦に対して励ましの言葉をいただきました。 大きな励ましをいただきました」 その上川大臣、推薦人の確保に向けて周辺議員に支援を呼びかけていますが、 同じ岸田派の林官房長官も出馬することから支持拡大の壁になっています。 自民党 女性議員
「女性が女性を応援できない、という党であってほしくない。志のある女性が立候補すらできないなんてあり得ない」 この記事の写真を見る(14枚)
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