9月の自民党総裁選に立候補の意向を固めている石破茂元幹事長は23日、国会内で記者団の取材に、「38年間の政治生活の総決算。最後の戦いに挑む」と語った。24日に地元・鳥取で正式に立候補を表明したうえで、来週にも東京都内で記者会見を開く予定。

 石破氏は過去に2008、12、18、20年の計4回総裁選に立候補。12年には安倍晋三元首相との決選投票まで持ち込んだが、4回とも総裁の座には手が届いていない。石破氏は記者団に「全国を歩き、『頑張ってくれよ』という声をあちらこちらからもらった。それにこたえるのは政治家の責任だ」とも述べた。(森岡航平)

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