9月の自民党の総裁選挙に向け、小泉進次郎元環境相が、30日にも立候補を表明する方向で調整に入りました。

小泉氏は、石川県で能登半島地震の被災地を視察し、立候補については明言を控えたうえで、重要な総裁選だとの考えを示しました。

小泉元環境相:
リーダーは誰がやるかによって、地域づくり、国づくりが変わってくる。

小泉氏は、30日にも立候補を表明する方向で調整に入っています。

また、新たに斎藤経産相が、夕方、立候補に必要な推薦人が集まったとの認識を示しました。

斎藤健経産相:
総裁選を目指す決心をしました。

このほか石破元幹事長は24日、地元・鳥取県で立候補を表明するほか、河野デジタル相は26日に、林官房長官は27日にも出馬表明の見通しで、高市経済安保相も来週にも出馬を表明する見通しです。

さらに午後、茂木幹事長は立候補について近く判断する考えを示しました。

茂木幹事長:
近々、自分としての決断をしたいと思っている。

こうした中、岸田首相は23日夜、旧岸田派の若手議員と会合を開き、総裁選に向け、自らは動きを控える考えを示したということです。

一方、立憲民主党の代表選挙をめぐっては、枝野前代表が、支持団体の連合・芳野会長と会談し、自身の立候補について報告しました。

立候補する方向で検討を進める野田元首相は、日本維新の会の勉強会に講師として参加し、党内から「維新との連携を見据えた動きだ」との見方も出ています。

また、現職の泉代表は再選を目指し準備を進めています。

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