岸田総理大臣は総裁選の不出馬を表明してから初めて自民党員との意見交換に出席しました。党員からは依然として厳しい意見が相次ぎました。
岸田総理大臣
「地方の自民党を支えていただいてる方々に大変なご懸念や不安を与えることになってしまった。このことについては心からおわびを申し上げなければならない」
冒頭、岸田総理は福島県で自民党員と対話を行ない、政治資金パーティーを巡る派閥の裏金問題で政治不信を招いたことを謝罪しました。
会合に同席した議員によりますと、党員からは「自民党のやってきたことに不信感を持っている」と厳しい意見が相次ぎ、党の改革を求める声が上がったということです。
岸田総理からは「総裁任期中、最後の日まで努力していきたい」「その後は一兵卒として責任を果たしていきたい」と改革を続ける決意を述べました。
裏金問題を受け、自民党は党の幹部が各地で現場の声を聞く取り組みを4月から行っていて、今回の福島県で全47都道府県を一巡したことになります。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。