自民党の総裁選挙は、石破茂元幹事長が地元の鳥取県で立候補を正式に表明しました。

鳥取・八頭町の神社の境内で「38年間の政治生活の集大成として、これを最後の戦いとして、原点に戻り、全身全霊で皆様に支持を求めてまいります」と立候補を表明した石破氏は、「小学校の頃、ここで夏祭りがあり、本当ににぎやかだった。もう一度、にぎやかでみんなが笑顔で暮らせる日本を取り戻す」と強調しました。

また、自民党の茂木敏充幹事長は、沖縄・宜野湾市で「総理として日本の課題解決の先頭で頑張ってほしいという大きな期待の声をいただいております」「近々、決断をしたい」と述べ、総裁選に立候補する意向を固めました。9月に表明会見を行う方向で調整しています。

30日にも立候補会見をする方向の小泉進次郎元環境相は、地元・神奈川県の神社の夏祭りを訪れ、「みんな、ママのこともお手伝いしてあげてね」「うちの子、いま9カ月なんです。下の子が」などと話していました。

26日に立候補を表明する河野太郎デジタル相は、地元・神奈川県でバスケットボールの試合の始球式に臨みました。

すでに立候補を表明している小林鷹之前経済安保担当相は、能登半島地震の被災地、石川県を視察し、「一日も早い能登半島の復旧復興に向けて、さらにアクセルを踏んでいかなきゃいけない」と述べました。

一方、総裁選に立候補しない岸田首相は、福島県内で「自民党が生まれ変わる姿を各候補者に示してもらいたい」と述べました。

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