立憲民主党の野田佳彦元首相(67)は月内にも、党代表選(9月7日告示、23日投開票)への立候補を正式に表明する方向で調整に入った。複数の関係者が明らかにした。
野田氏は次期衆院選での政権交代を掲げるとともに、自民党派閥の裏金事件に厳しく対応する姿勢を示し、政治改革を訴える考えだ。
24日の栃木県那須塩原市での講演では裏金事件に触れ、「深い反省もない人たちがにぎやかに(自民党総裁選を)やっている。政治とカネの問題のうみを出し切るには我々が必要だ」と訴えた。
26日には代表選の事前説明会があり、野田陣営のメンバーが出席する。代表選には、枝野幸男前代表(60)が立候補を表明し、泉健太代表(50)が立候補に向けた推薦人集めを進めている。(松井望美)
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