25日に投開票された大阪府箕面市長選で、大阪維新の会の現職が首長選で初めて落選したことを受け、横山英幸幹事長(大阪市長)は「大きな敗戦だった。(現職は)実績を積み重ねてきた方だったので、個人的にも非常にショックだ。幹事長として反省している。申し訳ない」と述べた。
横山氏は、今年の首長選での敗北などを総括するため、大阪維新の会に検証チームを作り、今後の選挙戦略を検討する考えを明らかにした。1、2カ月後をメドにとりまとめる予定といい、「結党から時間がたち、常に刷新しなければならない」と述べた。
任期満了に伴う箕面市長選は、無所属で元自民党府議の新人、原田亮氏(38)が3万2448票を獲得して初当選。再選を目指した大阪維新の現職、上島一彦氏(66)は1万8309票、無所属新人で元府職員の小林友子氏(76)=共産推薦=は3768票だった。投票率は49・98%(前回49・34%)。【長沼辰哉、東久保逸夫】
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