自民党の総裁選挙は、河野デジタル大臣が27日に記者会見し、「さまざまなところで直面している有事を乗り越えるため、これまでの経験を生かして日本のリーダーとしてこの国をさらに前に進めたい」と述べ、立候補を表明しました。
立候補を表明している石破元幹事長は「誰がどこでどんな災害にあっても、同じような対応ができなければ国家の体をなしていない」と述べ、「防災省」の設置を公約の柱に掲げる考えを示しました。
小林鷹之氏は「知名度ゼロからの出発なので少しでも多くの方に自身の存在と考え方を知っていただけるよう走り回っていく」と述べました。
また、林官房長官は旧岸田派出身の議員らとの会合のあと、「総裁選挙への意向を固めつつある。多くの声が『立つべし』ということだったので、しかるべく決断をしたい」と述べ、台風10号の影響を見極めながら立候補表明の時期を判断することにしています。
小泉進次郎氏は30日に記者会見する予定ですが、台風の進路なども考慮して、日程を変更することも検討しています。
茂木幹事長は来週にも表明する方向で調整し、高市経済安全保障担当大臣は表明の時期を探っています。
一方、上川外務大臣は推薦人確保の状況について「一人一人に体当たりで対応している」と述べました。
さらに、加藤元官房長官、齋藤経済産業大臣、野田聖子氏、青山繁晴氏も立候補に意欲を示しています。
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