長崎市の鈴木市長は27日の定例会見で、今年度二十歳を迎える人たちの「二十歳のつどい」を長崎スタジアムシティの「HAPPINESS ARENA」で行うと発表しました。

長崎市の「二十歳のつどい」は、かつての「成人式」にあたる二十歳を祝う式典で、前回は出島メッセ長崎で開かれました。

今回は10月に開業する長崎スタジアムシティの「HAPPINESS ARENA」で、2025年1月12日に開催するということです。

鈴木市長
「またひとつ、長崎の変化を肌で感じ、長崎への愛着を深めることにつなげてもらえれば」

一方、鈴木市長は8月9日の「平和祈念式典」にイスラエルを招待しなかったことについて、国の内外から約4千件の電話やメールなどが寄せられたことを明らかにしました。

このうち半数の約2千件は日本語による意見で、大半が市の決定に賛同、または理解を示す内容だったということです。

一方、英語による約1500件は大半が市の決定に抗議するものでしたが、このうち9割以上は「同一の内容のメールが大量に送信されてきた」としています。

イスラエルを招待しなかったことについて鈴木市長は「円滑な式典運営のため。政治的な意図はない」と説明していますが、日本を除くG7各国が大使の出席を見送るなどの影響が出ました。

鈴木市長
「1日も早く停戦が実現し、平和が実現してこのような政治的な影響もなく、式典の参加者を招待できる環境が整うことを願う」

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