自民党を離党した堀井学衆院議員(52)=比例代表北海道ブロック=が議員辞職する意向を固めたことが27日、複数の関係者の話で分かった。堀井氏を巡っては、選挙区内の有権者に香典などを配った公職選挙法違反の容疑で東京地検特捜部が捜査を進めている。
関係者によると、堀井氏は2022年ごろ、選挙区である北海道9区(苫小牧市など)内の複数の有権者に対し、自身の名前が書かれた香典や枕花を秘書らを通じて渡した疑いが持たれている。
堀井氏は1994年のリレハンメル冬季五輪のスピードスケートで銅メダルを獲得。2012年衆院選で初当選し、外務政務官や内閣府副大臣などを務めた。安倍派に所属し、派閥裏金事件に絡んだ政治資金収支報告書への不記載額は18~22年の合計で2196万円に上った。
堀井学 衆議院議員
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。