岡山市中心部の旧市民病院の跡地の活用について、岡山市は診療所を整備することなどを条件に、土地の一部を岡山市医師会に売却することになりました。

岡山市役所で大森雅夫市長と、岡山市医師会の平田洋会長が旧市民病院跡地の売買に関する協定書にサインしました。

岡山市は、北区天瀬にある旧市民病院の跡地の一部と立体駐車場合わせて約3300平方メートルを約3億円で売却します。協定では、売却の条件として公衆衛生事業に活用することなどが盛り込まれていて、医師会は、新しい医師会館を建設するほか、休日と夜間の救急患者に対応する診療所などを整備する方針です。

新しい医師会館は4階建てで、災害時に、地域住民が垂直避難できるよう、防災面の機能も持たせるということです。

(岡山市 大森雅夫市長)
「市民にとっていざという時に対応できる場所を確保することが重要と思い、売却を決めた」医師会は2026年の夏までに、新しい医師会館を建設する計画です。

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