「教育無償化を実現する会」の前原誠司代表が、地元の京都市議が喪主を務める葬儀に供花を贈り、公職選挙法に違反する恐れがあることが分かりました。
衆議院京都2区選出で、「教育無償化を実現する会」の前原誠司代表は8月21日と22日、滋賀県大津市で営まれた、京都市議の母親の通夜と告別式に供花を贈りました。
母親の住まいは滋賀県内ですが、喪主の市議は前原代表の選挙区である京都市内に住んでいて、総務省によると、故人の住まいが選挙区外でも、喪主が選挙区内の場合、供花を贈ると公職選挙法に違反する恐れがあるということです。
前原代表は28日、供花を認めた上で、見解の違いがあったと釈明しました。
【教育無償化を実現する会 前原誠司代表】「故人が滋賀県にお住いだったということで供花をしました。私の認識とは違うものであった。もちろん故意に選挙区の方に贈ったという認識は全くない。違法性はないと思っています」
前原代表は議員辞職を否定し、「今後は改める」としています。
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