福島県郡山市は、猪苗代湖の「ラムサール条約」登録に向けた事業費を初めて盛り込んだ補正予算案を公表した。

8月28日の会見で郡山市の品川市長が公表したのは、一般会計と特別会計合わせて88億6600万円余りの補正予算案。この中には、ハクチョウの飛来地としても知られる猪苗代湖の環境などを守るため「ラムサール条約」登録に向けた事業費を初めて盛り込んだ。周辺の自治体などと連携し、準備を進め2025年7月の登録を目指すということだ。

郡山市の品川萬里市長は「日本と言えば猪苗代湖と世界的にも評価される、また、親しまれる湖を目指して参りたい」と述べた。

この補正予算案は、9月4日に開会する9月定例市議会で審議される。

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