岸田首相は、台風10号に関する関係閣僚会議を開催し、緊張感を持って対応にあたるよう関係閣僚に指示した。
会議で岸田首相は台風10号について、「鹿児島県の市町村に発表されていた暴風等の特別警報は解除されたが、暴風波浪警報などは継続している」とした上で、「引き続き大雨被害や土砂災害、河川の氾濫、暴風等に最大級の警戒を行う必要がある」と強調した。
その上で関係閣僚に対し、「人命第一の方針のもと、地方自治体と緊密に連携し、国民への情報提供、危険が予想される地域における事前避難の支援等に万全を期す」よう指示した。
さらに「台風の影響が長引くことが予想される。引き続き緊張感を持って対応にあたってほしい」と述べた。
政府は28日、首相官邸に対策室を立ち上げ、台風に関する特定災害対策本部を設置している。
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