自民党総裁選に立候補する小泉進次郎元環境相は30日、党派閥の政治資金問題への対策を最重要テーマに据えると強調した。「総裁選を信頼回復の大きなきっかけにしたい。国民が政策に耳を傾けようと思える環境をつくりたい」と述べた。
都内で記者団に答えた。「派閥の力学や当選回数主義が変わったと思われる総裁選にしないと信頼回復にはつながらない」と語った。
総裁選に関して「覚悟をもって、国民や党員の皆さんに話し、支持を得られるかどうか、シンプルで真っすぐな戦いだ。応援の声を力に変えて勝ちたい」とも話した。
総裁選に向けて都内のシェアオフィスを選挙対策事務所として使うと説明した。「今までの総裁選候補とは違うシェアオフィスを活用する」と言明した。同日は自身のユーチューブチャンネル立ち上げのための映像などを撮影した。
小泉氏は9月6日に記者会見し、出馬を正式に表明する。
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