福島県の吾妻連峰の一角で建設が進むメガソーラーをめぐり、市民団体が工事の停止などを求める要望書を提出した。

福島市の先達山では、約95haの敷地でメガソーラーの建設が進んでいて、景観の悪化や土砂災害のリスクを指摘する声が出ている。建設に反対する市民団体は、8月30日県庁を訪れ、約4000人分の署名とともに、建設工事を停止し景観を元に戻すことなどを求める要望書を提出した。

吾妻山の景観と自然環境を守る会の矢吹武会長は「この問題を放置すれば、私達の福島市は将来どうなっていくかという、そういう風な大きな問題を抱えている事業なんですよ、あれは」と述べた。

福島県は要望書の内容を確認し、対応を検討するとしている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。