兵庫県の斎藤元彦知事がパワーハラスメントなどの疑惑を文書で告発された問題で、県議会第4会派で立憲民主党系などの議員が所属するひょうご県民連合(9人)は30日、議員団総会を開き、9月19日開会の定例県議会で知事に対する不信任決議案を提出する方針を決めた。同会派の迎山志保県議は「斎藤知事を継続させると県政の衰退につながることが明らかになった」と話した。
一方、第2会派・維新の会県議団(21人)の岸口実団長は「辞職勧告や不信任案などあらゆる選択肢を排除せず、総合的に判断し、党本部との協議に臨みたい」とした。最大会派・自民党県議団(37人)は13日に対応を協議する。第3会派・公明党県議団(13人)の越田浩矢幹事長は「他会派の動きも注視しながら、9月定例県議会に臨む」と語った。【中尾卓英】
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