立憲民主党代表選への出馬を表明している枝野幸男前代表は1日、さいたま市内の党会合で講演し、自身が政権を担えば官房機密費(内閣官房報償費)の使途を一部公表する考えを示した。政権交代後1年をめどに「公開できるものは徹底して公開、公開できないものは金額を国民に提示する」と語った。
枝野氏は、自身が菅直人政権で官房長官を務めた際には「公開しても困らないものがほとんどだった」と指摘。ただし、外交関係では公表に適さない場合もあると述べた。
講演後、枝野氏は記者団に、党内最大グループ「サンクチュアリ」の代表選での枝野氏支援方針について、「政策の方向性を共有している仲間の集まりだ。大変心強い」と語った。
〔時事〕
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