政府は2日、認知症施策の基本計画案をまとめた。「認知症になっても希望を持って自分らしく暮らし続けることができる」という新たな考え方を盛り込み、その浸透を進めることを重点目標とした。認知症の人を「支える対象」とするのではなく、共に支え合って生きることが重要とも指摘した。今月下旬にも閣議決定する。  関係者会議に提示し、大筋で了承された。会議には認知症の当事者が初めて委員として参加している。高齢化が急速に進み、誰もが認知症になり得る社会になったとして「認知症になったら何もできなくなる」との誤解や偏見の解消につなげたい考えだ。


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