酒田市は、大雨の影響で続いていた「断水」について仮復旧を終え、きのう(3日)市内全てで解消したと明らかにした。

7月の記録的な大雨で、酒田市内の八幡地域・平田地域のあわせて約1080軒で断水が発生した。
市によると、土砂の撤去を優先するため最後まで残っていた市内北青沢の小屋渕地区について、きのう仮復旧を終えたことで市内の断水は全て解消したという。

集落の一部が土砂に埋まった北青沢では、現在、重機を使った土砂の撤去が続いていて、主な道路と宅地・河川については9月13日をめどに作業が完了する見通し。
この地区では、これからボランティアの受け入れが本格化する。

(酒田市・矢口明子市長)
「被災現場ではあと2カ月で雪が降るので、その前に被災家屋の泥の撤去を終わらせなければならない。ぜひ今後も酒田で災害ボランティアをしてくださる方を募集しています。お気持ちのある方、市の内外から力添えいただければありがたい」

酒田市内では今も、5つの避難所で34人が避難生活を余儀なくされている。

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