海上自衛隊のヘリコプター2機が墜落した事故は、幹部が部隊の技術などを確認する「査閲」の最中に起きていたことが分かりました。

 防衛省関係者によりますと、2機は潜水艦を探知する訓練を行っていて、幹部が部隊の技術などを確認する「査閲」の最中に衝突して墜落した可能性が高いということです。

 引き続き、回収したフライトレコーダーの解析を進めるとともに、一緒に訓練を行っていた別機の搭乗員から聞き取り調査を行うなど事故原因の解明を急いでいます。

 20日夜、伊豆諸島沖で海上自衛隊のヘリ2機が墜落した事故では隊員8人のうち1人が死亡し、7人が行方不明となっていて、自衛隊と海上保安庁が引き続き捜索しています。

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