林芳正官房長官は5日の記者会見で、河野太郎デジタル相が自民党総裁選の公約として廃止を提起した年末調整について「納税者の手続きを簡便にする観点から設けられた仕組みだ」と言明した。
年末調整は給与や賞与から源泉徴収で天引きされた所得税の過不足を調整する。河野氏は3日にX(旧ツイッター)で「移行期間を経たうえで廃止して、すべての国民に確定申告してもらう」と訴えていた。自民党総裁選を巡っては林氏も出馬を表明している。
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