秋田県内に大きな被害をもたらした7月の記録的大雨を含む2024年の梅雨前線による豪雨災害について、政府は6日、激甚災害に指定することを閣議決定した。
政府は6日午前の閣議で、6月8日から7月30日までの間に秋田や山形などに被害をもたらした梅雨前線による豪雨災害を、激甚災害に指定することを決めた。自治体は限定していない。指定により、河川や道路などの公共土木施設や農地・林道などの復旧事業に対する国の補助率が1割程度引き上げられる。
7月の記録的大雨では、県内で2人が亡くなり、1人が軽いけがをした。また、住宅被害は8月末時点で311棟に上っている。
被害額は、農林水産関係が185億8400万円余りで大雨被害としては過去最大となっている他、土木関係は188億5600万円余りに上っている。
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