立憲民主党の代表選挙は7日告示され、野田元総理大臣、枝野前代表、泉代表、吉田晴美氏の4人が立候補し、今月23日の投開票に向け選挙戦に入りました。
4人は党本部での共同記者会などに臨んだあと、名古屋に移動して街頭演説を行いました。
野田氏は「政治に信頼を取り戻すことが一番大事だ。自民党の『裏金問題』への対応は0点で、政権交代こそが最大の政治改革だ」と訴えました。
枝野氏は「自民党の一部は裏金の中身も明らかにしないまま、うやむやにしようとしている。政治腐敗を一掃し新しい時代を切り開く先頭に立たせてほしい」と訴えました。
泉氏は「いつ政権を握ってもいいように外交、安全保障、経済、教育、子育て、エネルギーと政策をそろえている。裏金の自民党から政権を変えよう」と訴えました。
吉田氏は「訴えたい中心は教育で、公立の教育で最高のものを子どもたちに提供すべきだ。社会で教育を支えるのが一番大事な政治の役割だ」と訴えました。
地方遊説は、全国11か所で予定されていて、8日は福岡で街頭演説や討論会が行われます。
各陣営とも、国会議員票に加え、全体の半数を占める、地方議員や党員・サポーターなどの「地方票」も勝敗のカギを握るとみていて、地域での票の取り込みに力を入れることにしています。
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